OKOJOが今キテます
こんにちは、てぃそ(@tisobro)です。
OKOJOというバンドの最新MVが彼ら史上最高再生回数を更新しています。(2019年9月現在)
とても素晴らしい曲です。冒頭の歌詞を見てみましょう。
やっぱいいな 君の顔は 性格なんてどうでもいいや
https://www.lyrical-nonsense.com/lyrics/okojo/saitei-na-love-song/
初っ端から最低な歌詞です。本人たちも
と言ってます。
しかしこのMV公開後2週間でYouTubeチャンネル登録者数は10倍以上になっています。
なぜこんなにも伸びているのでしょうか。
それは彼らの中毒性の高さです。
ということで今回はブレイク必至バンドOKOJOについてご紹介します。
OKOJOとは?
OKOJOは2018年に大阪で結成したまだ若いバンドです。
メンバーはまつしたさん(Vo/Ba)、でんでんさん(Gt/Cho)、ヤマトさん(Dr/Cho)の3人で
構成されています。あ、あとゆるキャラのコジロウも。
もともとまつしたさんは「さしすせそズ」という4人組バンドを4年半組んでいました。
そのバンドが2人卒業したことで活動休止し、その後すぐもう1人も脱退することで
2018年初めに解散となりました。
その後、でんでんさんとヤマトさんが加わりOKOJOとして生まれ変わったのです。
ちなみにまつしたさんはさしすせそズ時代はギターボーカルでしたが、
OKOJOではベースボーカルをしています。器用でセンス抜群なんでしょうね。
バンド名の由来は?
“誰もが知っているが、そこまでメジャーな存在では無いことから動物のオコジョに由来。”
と、公式HPにあります。
謙遜していますが、誰にでも知られる有名バンドになる、という気持ちが現れています。
僕はオコジョという動物を知りませんでした。可愛い…。
OKOJOの特徴とは?
OKOJOは“老若男女に愛されるバンドになりたい”と語っています。
宣言通りOKOJOの楽曲はさわやかでキャッチーな歌詞とメロディが人気です。
その中毒性が半端なく、沼にハマってしまいます。
また彼らはサウンドも耳心地よく素晴らしいのですが、
まだ完成していない、完成させてはいけないとまつしたさんは語ります。
その理由は
“拙い部分があっても今の全力を詰め込んだものを残したい。”
と思っているからです。
“将来多くの人がOKOJOを聴くようになった時、もしかすると今想像できないような音を
鳴らせるかもしれない。そんな時のために3人だけで鳴らした音が必要なんだ。”
一歩一歩進む事でバンド自身に深みを作っていきたいと考えているんですね。
おすすめの曲は?
OKOJOの曲は全てラブソングです。
その愛の形は恋だけではなく、誰かを想う全てが愛と考えていることから
OKOJOは愛のうた(=ラブソング)しか歌わないと語っています。
そんなOKOJOのラブソングで私のオススメを紹介したいと思います。
サイチェン・マイフォーチュン
1曲目は自主制作CD『DEMO 2』の収録曲、サイチェン・マイフォーチュンです。
こんな爽やかに終わった恋を歌いますか。
ライブでは最初の”いーあーさんすー!”から最後の”いーあーさんすー!”まで
盛り上がりっぱなしです。
いや終わった恋の話ですよ。
この曲はサビで何度も“再見(サイチェン)=さよなら”と歌うのですが、
このさよならは一生の別れではなくまたね、という意味。
別れた後も現実を受け止めきれず、明るく振舞ってしまっているのかもしれませんね。
この曲、あの稀代のメロディメーカー、ヤバイTシャツ屋さんのこやまさんに、
“なんとかしてこの曲俺がつくったことにならへんかなあ。”
とまで言わせています。それだけ耳に残るキャッチーな曲です。
殿堂入り
次は自主制作CD『DEMO 1』と1st mini album『能あるオコジョは牙を隠さない』の収録曲、
殿堂入りです。
この曲ではステージ上の君に恋してしまった想いを歌っています。
たまにでいいから思い出してよ 数ある中の一つとしても君への想いに嘘は無いから
僕がいなくても寂しいとか これっぽっちも思わないんだろうな 君は僕の殿堂入りさ
http://j-lyric.net/artist/a05facb/l04aeb7.html
片思いとわかっていても想う気持ちは薄れません。
特別な君をずっと見ていたいですよね。
それでも少しでも、ほんの少しでも自分の存在を知っていてくれたら、
思い出してくれたら、それだけで彼女からの特別感を感じます。
応援しててよかったと思えるんです。
全アイドルファンに聴いてほしい曲です。
そんな僕が思う最も可愛い歌詞がこれです。たまんないでしょ。
君のえくぼに水を張って その中で溺れてしまいたいな
http://j-lyric.net/artist/a05facb/l04aeb7.html
遮二無二に恋しない
最後に1st mini album『能あるオコジョは牙を隠さない』に収録されている、
遮二無二に恋しないです。
この曲は物理な距離が離れてしまったふたりの話です。
離れてからしばらく相手のことを考えなくなり、
ひとりになって考えてようやく気付いたことが、
もう遮二無二に君に恋しないよ だけどそばにいて
消えかけの炎にもう一度 息を吹きかけてやろう
http://j-lyric.net/artist/a05facb/l04aeb4.html
今までは遮二無二(=むやみやたら)に恋をしていただけだったのかもしれない。
でもわかったよ。僕は君と居たいんだ。
ということですね。
そんなこと今更わかっても距離と気持ちが離れている君には簡単に届きません。
炎をまた燃やそうとしてもうまくいかない。
頭を抱える”僕”は未来についてサビの最後に呟きます。
君と僕の物語は今、 何章目あたりなんだろう
http://j-lyric.net/artist/a05facb/l04aeb4.html
離れてしまった僕らの物語は今長い長い旅の序盤なの?
それとももうすぐエンドロールなの?
“僕”には何もわかりません。
以上、OKOJOの曲を紹介してきました。
他にもいっぱい好きな曲はあるのですが、そのほとんどが終わった恋愛の曲です。
それらを全てポップに歌う中毒性が恐ろしいです。
冒頭で述べた最低なラブソングも歌詞が最低でも
その中毒性にハマって抜けられない人が続出しています。
どうやって聴けばいいの?
OKOJOの全国流通盤はまだ『能あるオコジョは牙を隠さない』1枚しか出ていません。
古参ファンを名乗るチャンスです。
そのミニアルバムは音楽ストリーミングサービスでも配信されています。
最新CD『SAITEI』(最低なラブソング収録)はライブ会場限定販売となっています。
これはライブ会場に行くしかありませんね。
これからのOKOJOの大躍進に注目していきましょう。
今回は以上です。ここまで読んでくださりありがとうございました。
コメント